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投稿者:Shinji Sawane

カウンセリングの立ち位置~マネジメントの定点観測

企業の中でのカウンセリングは、メンタルヘルスの仕組みとして導入されている企業も多くあります。そのため、取り扱いとしては福利厚生の一部となり、業務とは切り離して考えられていることが多いようです。そのため、カウンセリングは、業務とは距離感を持って、メンタルヘルス対策としてのみ扱われています。

一方で、経営者の悩み、面接の現場で聞こえる声、それぞれの思いを聞いていると、実はカウンセリングという取り組みは、福利厚生を遙かに超えた世界にいることがわかります。カウンセリング、という言葉がどうしてもメンタルヘルスや悩みを抱えた人を対象にする取り組みのイメージとなりますが、問題発生時だけではなく、定期的に面接をして対話していくことで、マネジメントが効いているのか、いい循環になっているのか、組織内にきしみはないのか、そういった観点が見えてきます。

メンタルヘルスの問題として始めた取り組みも、ある程度の課題を解決すると、組織の問題が際立ってきます。そういったときに、データを使い、主観的な意見を客観的なものにし、企業としてどのように取り組むのか、という未来に向けた観点に変わっていきます。従業員はどういう意識で働いてくれているのか、そして、今の会社に何を感じ、何を求めているのか、一方で、経営層はどう方向付けたいのか、何を変えていきたいのか。これらを指示という形で勧めることが本質ですが、一方で、そこでは主体的な従業員の行動にはなりません。

経営層-管理職-従業員の関係は業務上の指揮命令を出す、受ける関係になりますが、そこには成長の期待があり、過負荷の訴えがあり、常に双方向でのやりとりが存在するはずですが、適切に伝わることは多くはありません。そうなってしまうと、「頑張れ」「とりあえずやってくれ」「今が頑張りどき」という言葉になって、やがて説得力を失っていきます。

ヒトらぼのカウンセリングは、メンタルヘルスだけでなく、組織内のマネジメントの効き方をチェックし、提案し、改善していく、そういった機能を担うことも可能です。

投稿者:Shinji Sawane

社員を守る意思

従業員の人生を預かる、それはとても重いこと。その覚悟を持っている経営者の思いをどれほどの従業員がわかっているか。実際にはわかっていないことがほとんどではないかと思います。頭で考えても、体験しなくては本質的に理解するのは難しいものです。

だからこそ、経営者の皆さんは孤独を感じながらも、なんとか守り、育てようとするわけですが、具体的にはどんな風にしていけばいいのか。もちろん、機能的にはOJTが効果的ですが、かつてのように、教える側が、先輩として後輩からみて十分に尊敬できるような人間性を持ち合わせているか、というと、早い段階から責任を負い、余裕のない状況で頑張っているのも実態ではないでしょうか?そうすると、OJTが本来伝えるべき、技術と人間性の後者の部分がどうしても少なくなってしまいます。そうなると、人を育てられない人が増えていくという悪循環に入ります。それは経営者の望むものではないはずですが、一方、そんな人材はいない、そんな余裕はないというのも実態として存在するわけです。

ヒトらぼでは、そんな部分を補っていくような人材育成を、面接を通して実現できるのではと考えています。組織的に変えるべき仕組み、個々が伸ばすべき、あるいは周囲が配慮すべき特徴、これからの経営環境は、これらを理解し、生産性を向上させる必要があります。それは、追い詰められている経営者や従業員ではなく、第三者だからこそ力を発揮できる部分でもあり、心理的視点と企業的視点を持つからこそ出来ることではないか、と考えています。

投稿者:Shinji Sawane

伝わらない思い

経営者の判断は、合理的、機能的になるのが基本、情を前面に出すのはなかなか難しいものです。

そのため、本当の思いは飲み込んで、論理的に伝えようとするのですが、なかなか、その背景にある思いまでは伝わらないです。「業務命令」ってことですよね、そんな反応が返ってくることも多いかもしれません。そんなとき、本当はどんなふうに伝えれば良かったのか、どうすればわかってもらえるのか、そんな思いが頭の中をクルクルと回ってしまうことにもなります。本当はそうではないのに、そんな関係がますます伝わらなさに追い打ちをかけてしまいます。

経営的に、あるいは相手のスキルや環境を考えて、伝えない、あるいは伝えられなこともあります。それにより誤解がうまれたり、拗ねられたり、思いとは違う結果に戸惑うのが経営者の役割でもあるかもしれません。私たちは、「対話」をベースにした組織へのアプローチを行っています。これは、従来は管理職や役員がやっていた経営者との緩衝的な役割を、第三者である我々が担うことで、全体を上手く回そうとするものです。経営者の思いや意図と再前線で頑張る皆さんとの間を、私たちのフレーム、経験、スキルを使いながら意思疎通させていこうとするものです。

カウンセリングの場は、福利厚生的なものだけではなく、組織が柔軟に動くための対話の場として、むしろ、その方が合理的かつ自然なようにも感じます。

福利厚生を超えた「対話」のためのカウンセリングを企業内で進めていく、これが、伝わらない思いを伝える手段になるのではないか、そんなことをヒトらぼでは考えています。

投稿者:Shinji Sawane

孤独な気持ち

事業をする、これはとても重い責任を担うこと。
自分自身の人生もそうですが、雇用している従業員の皆さんの人生を預かっていると考えると、とても軽い気持ちでできるものではありません。
表面的には、楽しんでいるように見える経営者の方も、実際に会ってお話してみると、皆さんそれぞれの大切な思いをお持ちです。
それは、役割を終えたときの表情に表れるようにも思います。

経営者の方は、それぞれ異なる経緯で、経営の舵取りをする役割を持つことになり、その積み重ねたものは違います。それでも、その積み重ね的な経験に裏打ちされる自信と覚悟で日々の判断をされています。従業員やあるいは管理職から、多くの不満なども耳に入る役割ですが、それは通ってきた道だからこそ理解できる一方で、本当の思いや覚悟、学びを伝えたいが伝える時期ではないという葛藤の中で、言葉を飲み込むことも多いようです。

以前は、そういった部分を間の管理職や役員が緩衝的な役割を担えていたと思いますが、昨今の結果重視、効率重視の経営判断の中では、なかなかその役割を担える人も少なくなってきています。そのため、経営者も次のバトンをなかなか渡せず、自分が頑張らなくてはいけない、その結果、次世代との距離がまた、開いていく、こういったことが多く積み貸さなり経営者は、結果的に孤独になっていくように感じます。

荷物を下ろすことは出来ない役割ですが、少なくとも孤独である必要はないと思うのです。
ヒトらぼでは、従業員の皆さんが元気で安心して力を発揮して働ける環境を整備するためにも、経営者の皆さんを応援し、孤独にならない経営を支えていきます。