個人から組織までの対人サービス なぜ、ヒトらぼなのか

なぜ、ヒトらぼなのか

国内外での企業での経験、管理職としての経験、社会人学生としての経験、カウンセラーとしての経験、個人事業主としての経験などの中で、多くの人間関係、家族関係に関わる中で、全体を俯瞰することで見える関係性の把握、足りていない部分を埋めていく想像力、そういった感覚を身につけていたことにカウンセリングや心理的な関わりの現場で気付かせていただきました。それを現場で頑張る皆さんに還元していきたい、ヒトらぼでは、そんな思いで活動しています。

 

組織や団体、そして家族を守ること、その基本は今どこにいるのか、どんな状態なのか、をしっかり把握することから始まります。出発点を誤ってしまっては、あらゆる施策が無駄になってしまうからです。「今どこにいるのか」を掴むための基本は、知ることと理解すること、そのためには、対話というものがとても重要になってきます。人が関わる場所ではどのような状況であれ役割が存在します。わかりやすい肩書きもあれば、空気のように感じる物あります。組織も家族も個人も、関係者間の対話は、その空間と関係性を把握するための強力な武器になります。

さらに、はっきりとできない事、が多くの場合は存在します。無理に明確化することは、逆効果になることもあります。タイミング、も大切な要素です。

実際に企業の中では、忙しい業務の中でのマネジメントの中で、期待しているけど伸びない、もう一歩踏み出して欲しいのだけど物足りない、など、育成面で歯がゆい思いはすることも多いのではないでしょうか。人を育てるのには時間が必要、その思いで見守っている、一方で結果もなんとかしたい、それが厳しい言葉となり、圧力となってしまうかもしれません。

人が育つマネジメントを行うために、自分を知ること、部下を知ることは、その出発点になります。知っているようで知らない自分のこと、知っているつもりになっている部下のこと、この点を意識しておかないと、スタート地点を違えたままのゴール探しになってしまいます。お互い精一杯努力しているのに、手探りのまま闇雲に歩いている状態でもあります。自分を知ることを最初の一歩に、部下を解釈することから、部下を知ること・理解することへ変化していくことが出来れば、同じ絵を描くことができる関係への準備が整います。

準備が整ったなら、具体的な仕組みを調整していくことが必要になります。それは、フィードバックという形で実現可能となります。一般的には目標評価などの中で行われていることが多くありますが、実効的には短い間隔で行われていくことが大切です。このフィードバックについては、当事者間という閉じた空間で行われるため、上手く出来ていたのか、改善点はないのかが自省だけとなり、学ぶことが非常に難しい状況にありました。しかし、このフィードバックは、部下を育てていく上で胆とも言えるものになるわけです。これらは、組織の中の様々な上下関係の中で行われている大切な時間でありながら、個の問題、この努力としてその質を高めようとしている部分になります。

ヒトらぼでは、人をいかす組織を実現するために、企業の中にある様々なマネジメントを改善していくために、人材育成、人事に関するアドバイス、メンタルヘルス、ハラスメントなどを個別のテーマとしてではなく、全体の機能と関係性の連続したテーマとして改善していくサービスを提供いたします。