対人関係であったり、トラブルであったり、様々な理由で働くという形で社会と繋がることができなくなっている状況が増えているように感じます。時にはひきこもりと言われるような状況となり、動けなくなってしまっていることも多くあります。
そういったケースの場合、ご家族、特にご両親のご心労もとても多くなります。なんとかさせたいと思う一方で、どこから手をつけていいのやら、となることもあります。そうやって悩みながらも現状を変えられないかたも多いようです。ひとりひとりの背景や体験が異なることもあり、これ、という明確な一般化された回答はないことがほとんどです。そのため、ご家族の心労も増えるばかり、中には諦めてしまうことも多いようです。専門家に繋がるケースも多くはないようです。
スクールカウンセラー配置されるようになり、比較的専門家の支援は入りやすい時期はありますが、青年期の場合にはなかなか専門家には繋がり難いようです。
こちらの記事にもある通り、当事者がどんな状態にあるのか、その選択肢をしっかり押さえて関わっていくとは、ご両親の問題との向き合い方という点でも、大切なものだと思います。一方で、渦中にいることで、その向き合い方が「なんとかしなくては」に注力してしまい、なかなか現状を理解するところに向くのが難しくなってしまいます。
当事者への関わりももちろん大切なものですが、家族が様々な状況を考える機会をもつことも大切です。ところが、実際にはスクールカウンセラーがいる学校の時期以外には、なかなか関われる専門家がいないのも現実ではないでしょうか。
今回ヒトらぼでは、このような状況を少しでも改善できないか、との観点から、限定数となりますが、ご両親向けの無料相談を試験的に行います。会場はクレメンティアとちぎ県南こころの相談室(栃木県足利市)を利用して行います。(5/29 午後3~4組の予定)
追ってアナウンスする予定ですが、もしご希望の方がいらっしゃいましたら、問い合わせフォームよりご連絡いただいても結構です。
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