ほこる


春になると、役割や立場の変化があります

身近な人の立場が変わる時

その影響が思いのほか大きいことがあります

大切な存在だからこそ

その変化を受け入れるのが難しく

頭ではわかっていても

心がついていかないこともあります

特に、人の成長が伴う場合には

大きな一歩を踏み出す側と

大きな一歩を見送る側とでは

その感じ方が異なります

そんな時、見送る側が持つことがある

寂しくて嬉しくて、という矛盾した気持ち

その気持ちを持てるほど

たくさんの愛情を注ぎ込んできた

それが安心と信頼を育て

その結果、安心して踏み出せる

その人が旅立つ土壌を育てた

決して、寂しさが埋まる理由にはなりませんが

踏み出す側にとっても

見送る側にとっても

誇らしいことなのではと

そんな風に感じます

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