ほこる


春になると、役割や立場の変化があります

身近な人の立場が変わる時

その影響が思いのほか大きいことがあります

大切な存在だからこそ

その変化を受け入れるのが難しく

頭ではわかっていても

心がついていかないこともあります

特に、人の成長が伴う場合には

大きな一歩を踏み出す側と

大きな一歩を見送る側とでは

その感じ方が異なります

そんな時、見送る側が持つことがある

寂しくて嬉しくて、という矛盾した気持ち

その気持ちを持てるほど

たくさんの愛情を注ぎ込んできた

それが安心と信頼を育て

その結果、安心して踏み出せる

その人が旅立つ土壌を育てた

決して、寂しさが埋まる理由にはなりませんが

踏み出す側にとっても

見送る側にとっても

誇らしいことなのではと

そんな風に感じます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Related Post

くらやみくらやみ

何もうまくいかなくて 何をやってもダメで もう前を見ることができない そんなときがあります 考えることは不安を強くし 後悔の念に押しつぶされてしまいそう それでも 目を凝らしてみる 五感を信じてみる 当たり前だったこと […]

過ごす過ごす

毎日の当たり前のような日常 どうしてと思うような 予想していない気持ちの乱れ 感情の暴走 ひとつ越えると いつの間にか、また次の出来事 平穏に過ごそうと思っても 不思議と何かが起きてしまう そんな日常が積み重なって 同じ […]

感謝して生きる感謝して生きる

不思議な流れがある。 必要なことが必要な時に起きることもあり、上手くいかない時はどうあがいても上手くいかない。 そんなもんだと割り切る気持ちもあり、なんとか上手く行くようにもがく気持ちもある。 努力も考えることも、失敗も […]