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マネージャー研修、その視点


ヒトらぼでは、マネージャーの皆さんと対話する機会も多くあります。個人であってり、全体の研修で会ったり、その形は様々です。

どこの企業や組織であっても、管理職になる方は、知識や経験があり、必要とされる立ち位置にあります。だからと言って、いいパフォーマンスが出ているのか、信頼される存在に慣れているのか、という観点で見ると、上手くいっていないケースがあります。多くの書籍や研修などので、基本的な知識をお持ちの方は大変多いです。ところが、それがなかなか上手くいっていない、その結果が組織全体の停滞感やパフォーマンスの低下に繋がっていると言えます。

こういった場合、経営者も当事者である管理職の皆さんも、うまく行っていないことには気付いていますし、何かしなくてはいけないことにも気付いています。そんな状況で、正しい知識、を入れ直すことは必ずしも効果的ではないように思います。

そこは単純な話で、組織には歴史があり、人にも歴史があり、関係性にもその積み重ねがあります。そうなった時に、今、組織で何か起きているのか、それまでどんな努力をしていたのか、そして、関連する皆さんがどんな思いでいたのか、そこを忘れてしまうと正しい知識は効果的には働きません。

言い方を変えれば、今の組織の現実に即した形に変えていかなければ、受取ってはもらえないということです。それは出来るだけ、具体例に沿った形、それもその組織の現状にあった形である必要があります。

そういった内容を個性に合わせた形に微調整して提供できれば、聞いてくれている皆さんの目が変わります。もともとお持ちだった責任感や不全感を払拭するための火が心に灯ることになります。変化には気づきとエネルギーが必要です。その両者が内側から生まれるプロセスこそが、大切なものだと感じています。

「ズシンときた」「心に火をつけてくれた」

こんな言葉をいただけたとき、お話しして良かった、お伝えして良かった、と感じることができる瞬間になります。。

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