猛暑、という言葉では不十分なような連日の暑さ、身体には大きなダメージが蓄積されています。水分補給はもちろん栄養をつけることも含めて対策が必要ですが、蓄積する疲労に対しても注意が必要です。
仕事や役割をお持ちの方は、どうしても責任感から頑張ることを常としています。それは素晴らしいことでもある一方で、今回のような環境の場合には、必ずしもいい方向にばかりでるとは言えないことがあります。役割がある以上、どうしても期待される立場がありますし、果たすべき責務があります。疲労した心身であっても、やらなくてはいけないことは山積みです。
その際に、その状況をわかってくれる人、もしもの時に相談出来る人、その存在は大きな後ろ盾になります。組織の中で、役割の関係性の中で、その存在がいるかどうか、よく見直していただくことを意識する必要があります。心身に蓄積した疲労は、気持ちが折れるのに十分な下地となります。誰かが倒れてからでは、連鎖的に起きる可能性も否定できなくなります。
これだけの環境の変化のなか、これまでの普通ではなく、当たり前にこなしていた仕事や役割が、今まで以上に過酷な状況になっているということを、人を守る、支える立場の方は強く感じていただければと考えています。実際に、異常、と思えるような状況も起きつつあります。
組織、人を動かす立場の方にとって、人を守る、支える時期、それを違えないことも大切な責務になります